はじめに
こんにちは!ゆう(@yuuu_home)です
2022年12月に、かまいたちさんの【2022年買ってよかったものBEST3】というYouTube動画で紹介されていた、デロンギのオイルヒーターが気になり購入を検討していました

Twitterで皆さんの意見を聞いてみると、
- とにかく電気代が高い
- 温まるまでの時間が30分〜1時間ほどかかる
- 一度暖まると部屋全体が暖かいので快適
- 風がない暖房器具なので乾燥しない
- 火傷・火事の心配がない
と、さまざまな意見があり、とても参考になりました!
自分でも色々調べてみて、オイルレスヒーター(マルチダイナミックヒーター)が私には合っているかもしれないと思い、さっそく購入!


実際に使っている人の声や、リアルな電気代が知りたい!という方は、最後までお読みいただければ嬉しいです
- マルチダイナミックヒーターのメリット・デメリット
- デロンギ オイルヒーターとの違い
- デロンギ マルチダイナミックヒーター各種選び方
- よくあるQ&A
マルチダイナミックヒーター開封
ダンボール箱に詳しく開梱の方法が書かれていたので、手順通りにいざ開封!
難しい組み立てもなく、女の私ひとりでも簡単に開封できました




かっこいい〜!!!!!
とりあえず見た目に関しては、大満足です!
- 【商品番号】MDHU12-PB
- 【商品名】デロンギ マルチダイナミックヒーター
- 【色】マットブラック
- 【電圧/周波数】AC100V/50‐60Hz
- 【消費電力】1200W
- 【外形寸法】長さ440mm、幅275mm、高さ665mm
- 【梱包サイズ】76×47×16cm
- 【重量】本体重量10.0Kg
- 【コード長】2.5m
- 【適用畳数】8〜10畳
- 【平均表面温度】約60℃
- 【保証期間】3年
まずは、マルチダイナミックヒーターのメリットデメリットについて、まとめていきたいと思います

マルチダイナミックヒーターのメリット
- ゼロ風暖房なので、肌も喉も乾燥しにくい
- ゼロ風暖房なので、ホコリが立たず空気がキレイ
- オイルヒーターより暖まるまでの時間が早い
- オイルヒーターより電気代が安い
- 火傷・火事の心配がないので、子供やペットがいる家庭も安心
- 24時間タイマーが優秀で、無駄な電気代を防げる
- 部屋全体がじんわり暖かく、ポカポカする自然な暖かさ
- 組み立て不要・移動が便利な折りたたみ式キャスター
- メーカー保証が3年と長いので安心(※5年に延長も可)
- お手入れ簡単
ゼロ風暖房なので、肌も喉も乾燥しにくい
やっぱり1番のメリットは、これに尽きると思います
デロンギ マルチダイナミックヒーター
エアコンで毎年喉を痛める私にとって、こんなにありがたい暖房器具はありません
エアコン時代は象印の加湿器を【強】にして一晩中フル稼働させていましたが、今では【弱】にして水の量も半分で済むようになりました

ゼロ風暖房なので、ホコリが立たず空気がキレイ
部屋がほこりっぽくなる原因は、大半が繊維だったりします
なので、寝具がある寝室は特にホコリが多くなってしまいます


ハウスダストアレルギーで、ホコリ対策が必要な方に全力でおすすめしたい商品です!
オイルヒーターより暖まるまでの時間が早い

従来型ヒーターの約2倍のスピードで、効率的に部屋を暖めながらも、室温の変化はあくまで自然で体に心地よい暖かさです
オイルヒーターより電気代が安い
マルチダイナミックヒーターは、約20%節電できる【ECOモード】が搭載されています
【ECO】ボタンを押すだけで、簡単に約20%の節電が出来る【ECOモード】
部屋の温度を感知して、最適な電力レベルで、設定した温度よりも少しだけ控えめに賢く運転するお役立ち機能です


電気代がバカ高いこのご時世、【ECOモード】は必須機能です!
それに加え、32通りの温度コントロールを行う 【オートアダプティブテクノロジー】で、部屋を暖めすぎることがないので、節電効率が高く電力消費を抑えられます
旧オイルヒーターと比べ、電気代が63%節約できます
※下記の【よくあるQ&A】にて、実際にかかった電気代も紹介しています
火傷・火事の心配がないので、子供やペットがいる家庭も安心
デロンギだけの先進技術で、触れてもやけどしにくい平均表面温度約60℃を実現
小さいお子さんやペットが誤って触れたとしても、1~2秒手が触れたぐらいで火傷することはありません
※長く触れると低温やけどにつながりますのでお気をつけください
一瞬『アチッ!』ってなるぐらいです
【チャイルドロック機能】でボタン操作を無効にし、小さいお子さんによる誤作動も防ぎます
転倒時には自動で電源が遮断され、発熱・発火事故を防ぐ安全プラグを搭載しているのも安心です
24時間タイマーが優秀で、無駄な電気代を防げる
タイマー運転には【在宅】【外出】【就寝】と、3つの運転モードがあります
それぞれ異なる設定温度が決められます
- 【在宅】モード:在宅中、暖かく過ごしたい
- 【外出】モード:外出中、運転を停止したい
- 【就寝】モード:就寝中、寒くない程度に暖かさを保ちたい
私は初期設定から温度を変更せず、そのまま使用しています
※ちなみに初期設定は、
- 【在宅】モード21℃
- 【就寝】モード17℃です
タイマー運転中は、3つの運転モードを自動で切り替えながら運転します
自分の生活に合わせて自由に設定でき、とても便利です

0:00を起点に、24時間のモードを細かくスケジュール出来ます
たとえば我が家の場合は、
- 0:00~6:30を就寝モード(17℃)
- 6:30~8:30を在宅モード(21℃)
- 8:30~20:00を外出モード(off)
- 20:00~0:00を在宅モード(21℃)
※我が家は寝室で使用しているので、こんな感じです
運転スケジュールが変わりにくい寝室などでの使用にはもってこいです!
寝る前に部屋が温まっているので寝つきも良くなり、布団から出たくない寒い日も快適に起床できます

タイマー運転は少し分かりづらいところもありますが、一度設定してしまえばそのまま何もする必要はありません
タイマー運転の設定方法については、【デメリット:24時間タイマーの使い方が少し難しい】で詳しく解説しています
部屋全体がじんわり暖かく、ポカポカする自然な暖かさ
デロンギ マルチダイナミックヒーター
エアコンのような頭がボーっとする暖かさではなく、身体の芯から温まりポカポカと陽だまりにいるような暖かさで快適です

組み立て不要・移動が便利な折りたたみ式キャスター
さきほど、【マルチダイナミックヒーター開封】でも言ったのですが、開封作業が本当に簡単です!


移動に便利な折りたたみ式キャスター付きなところも嬉しいポイントです
メーカー保証が3年と長いので安心(※5年に延長も可)
デロンギ公式オンラインストア
さらに、購入後【De’Longhi Family】に登録すれば、メーカー保証を5年に延長できます
こんなんなんぼあってもいいですからね~
お手入れ簡単
お手入れも本当に楽チンで、ホコリが溜まったら取ってあげるくらいです(笑)
面倒なエアコンのフィルター掃除をしなくていいなんて…
こんなに嬉しいことはありません!!

マルチダイナミックヒーターは、電気の力で放熱しているので燃料の補充や交換の手間がないのも嬉しいポイントです
次は、マルチダイナミックヒーターのデメリットです
マルチダイナミックヒーターのデメリット
- 使い始めのニオイが少し気になる
- カチカチという金属音がたまにする
- 暖まるまでに時間がかかる
- 本体価格と電気代が高め
- 気密性の低い家には向かない
- リモコンの電池残量がなく、動作しない場合がある
- 24時間タイマーの使い方が少し難しい
使い始めのにおいが少し気になる
たしかに最初の1週間は、金属の焼けるような臭いがしましたが、徐々に収まり今では全く気になりません
デロンギ公式によると、使いはじめに新製品特有のにおいを感じることがあります
1~2週間お使いいただくとにおいは収まります、とのこと
しかし、まれに臭いがおさまらなかったり、強い臭いが気になるという場合があるみたいです
明らかにおかしければ、不良品の可能性がありますのでデロンギ公式オンラインストア
カチカチという金属音がたまにする
たしかに金属音のような小さい音はしますが、気になるほどでもありません
ただ、時計の針の音が気になるような繊細な方にはオススメできません
デロンギ公式によると、本体が温まったり冷めたりする際に発生する音です
異常ではありません、とのこと
しかし、まれに大きい金属音が鳴る場合もあるみたいです
明らかにおかしい音であれば、不良品の可能性がありますのでデロンギ公式オンラインストア
暖まるまでに時間がかかる
《従来型ヒーターの約2倍のスピードで効率的に部屋を暖める》と記載されていますが、やはりエアコンなどには敵いません
私の個人的な体感では、30分~1時間ほどで温まってきたな~くらいです
早めに部屋を暖めたい場合は、ヒーターが温まるまでエアコンなど他の暖房器具を併用するのがおすすめです

本体価格と電気代が高め
定番のオイルヒーターであれば、2万円ほどで購入可能です
しかし、オイルレスヒーターである【マルチダイナミックヒーター】は6万円前後
6万円ともなれば、けっして安くない買い物です
それに含め、電気代もエアコンと同様、もしくはそれ以上にかかってきます
【よくあるQ&A】にて、実際にかかった電気代も紹介しています
気密性の低い家には向かない
とんでもなく寒い寒冷地や、すきま風が入るような気密性の低い家には向いていません

リモコンの電池残量がなく、動作しない場合がある
レビューで言われている方がいらっしゃったのですが、私も同じ目に合いました
元から付属していた電池が使えず、自ら電池を購入して使用しています
※ちなみに使用電池は、リモコン用リチウムボタン電池(CR2032)です

24時間タイマーの使い方が少し難しい
実際、わたしが設定するときも『???』状態でした
少しでもわかりやすいよう画像付きで解説していこうと思います
※寝室で使用している我が家の場合です
①タイマープログラム開始
運転停止状態で【時計マーク】を5秒以上長押しします

②00:00から00:00(24時)までの運転モードを設定する
- クリックノブを回し【就寝】モードを選択します
- クリックノブを押して確定します
- クリックノブを起床時刻(6:30)まで回します
- クリックノブを押して設定を確定します


③次の運転モードと、終了時刻を設定する
- クリックノブを回し【在宅】モードを選択します
- クリックノブを押して確定します
- クリックノブを外出時刻(8:30)まで回します
- クリックノブを押して設定を確定します


④次の運転モードと、終了時刻を設定する
- クリックノブを回し【外出】モードを選択します
- クリックノブを押して確定します
- クリックノブを帰宅時刻(20:00)まで回します
- クリックノブを押して設定を確定します


⑤次の運転モードと、終了時刻を設定する
- クリックノブを回し【在宅】モードを選択します
- クリックノブを押して確定します
- クリックノブを0:00(24:00)まで回します
- 0:00(24:00)まで設定が終わると運転停止状態に戻ります


⑥【電源ボタン】を押して運転を開始してから、【時計マーク】を押してタイマー運転を開始する


※あくまで、我が家の寝室で使う場合のタイマー設定です
タイマー運転は少し分かりづらいところもありますが、一度設定してしまえばそのまま何もする必要はありません
オイルヒーターとマルチダイナミックヒーターの違い
共通の特徴
- 部屋全体が暖かい…熱を放射して部屋全体を暖める、ふくしゃねつ暖房
- 肌も喉も乾燥しにくい…水分を奪われることがほとんどないので、肌や喉にやさしい
- 空気がクリーン…温風でホコリを巻き上げないから空気を清潔に保つ
- 表面安全設計…やけどしにくい表面安全設計
- 燃料補充の手間なし…燃料補充の手間がなく、お手入れも簡単
- 使いやすい…使いやすさにこだわったデザイン、便利なタイマー設定で節電も可能
マルチダイナミックヒーターの特徴
- 快適温度一定キープ…細やかな自動温度調整機能で快適温度を一定キープ
- 速暖(従来の2倍)…素早く、ムラなく、心地よく一気にお部屋を暖めます
- 運転音が静か…極寒の日にフル稼働させても、そこにあるのを忘れるほど静か
- Wi-Fi モデル…iOS/Android™両方に対応した専用アプリで直感操作
デロンギ マルチダイナミックヒーター各モデル比較
シリーズ名 | MDHAAWIFI | MDHU | MDHS |
---|---|---|---|
タイマー | 曜日単位 24H 3モード 及び OFFタイマー 曜日ごとに1日の自動運転設定可能 睡眠時は低めの設定で節電&快眠 | 1日単位 24H 3モード 1日のスケジュール運転設定可能 睡眠時は低めの設定で節電&快眠 | ON /OFF ONもしくはOFFまでの時間を設定する、シンプルなタイマー |
本体操作 | ボタン スマートフォンで遠隔操作可能 ボタンでの本体操作も可能 | クリックノブ ライフスタイルに合わせた、細やかな設定が可能 | ディスプレイノブ シンプル機能をお好みの方へおすすめ 直感的操作が可能 |
リモコン | スマートフォンで操作 屋外や別の部屋からの 遠隔操作も可能 | ● | − |
音声操作 | ● | − | − |
マイスリープ | ● | − | − |
私の個人的な意見になりますが、スマホアプリは不具合が多いらしくWi-Fiモデルは不要だと判断しました
スマホアプリ(ios)は、123件の評価で☆1.5でした…
ちなみに私が購入した機種は、MDHU12-PBです
- 【商品番号】MDHU12-PB
- 【商品名】デロンギ マルチダイナミックヒーター
- 【色】マットブラック
- 【電圧/周波数】AC100V/50‐60Hz
- 【消費電力】1200W
- 【外形寸法】長さ440mm、幅275mm、高さ665mm
- 【梱包サイズ】76×47×16cm
- 【重量】本体重量10.0Kg
- 【コード長】2.5m
- 【適用畳数】8〜10畳
- 【平均表面温度】約60℃
- 【保証期間】3年

よくあるQ&A

実際、電気代は高い?
定番のオイルヒーターと比較すると、
- 【ECOモード】搭載
- 暖めすぎを防ぐ温度コントロール搭載
なので、多少は安くなるかも?と思い購入しましたが、実際はどうでしょうか?
2022年1月分の電気代と、
2023年1月分の電気代を比較してみます


請求額だけ見ると、かなり高くなったように思いますが使用量はどうでしょうか?
- 2022年1月分の電気使用量:1,091kWh
- 2023年1月分の電気使用量:1,132kWh
その差は、41kWhです
40kWhとは、冬の寒い1日の電気使用量ほど

昨今の電気料金の値上げにより高く感じますが、エアコンを使用していた頃とあまり変わらないという結果になりました
エアコンより安くなることはないですが、エアコンより高くなることもなさそうです(※使い方による)
本当に乾燥しない?
使用している寝室に温湿計を置いて、湿度がどう変化するのか検証してみました
20時からタイマー運転が始まるので、1時間後の21時と比較してみます
- 20:00→室温13.5℃/湿度39%
- 21:00→室温15.5℃/湿度37%

- 20:00→室温13.4℃/湿度40%
- 21:00→室温15.6℃/湿度39%

- 気温は2℃上昇
- 湿度は1~2%低下
エアコンの場合、同じ1時間で検証すると湿度が6%低下したので、やはりオイルレスヒーターは乾燥しにくいと言えるでしょう
とはいえ、寝室の気温が16℃以下・湿度50%以下になると睡眠の質が下がると言われています
寝室の室温は16℃以上、湿度は50〜60%を保つよう心がけましょう
電力レベルの設定は?
デロンギ公式
通常は電力レベルを最大のままでお使いください
室温と設定温度及び電力レベル設定に合わせて自動調整されます
操作音をオフにするには?
運転停止中に時計マークのボタンとクリックノブを同時に3秒以上長押し


『ピピ』という音が鳴り、操作音をオフにできます(解除するときも同じ)
※電源ボタンの音はオフにできません
どんな部屋に適している?
- 各機種の適用畳数以下の部屋
8~10畳用であれば、それ以上の広い部屋には向きません
たとえば、20畳のリビングで使用したとしても全く温まりません
推奨されている畳数の部屋で、正しく使用しましょう

※断熱性・気密性の高い住宅など環境によっては、より広い部屋でも十分暖かさを感じられることもあるそうです
設置場所はどこがいい?
窓際や、外気に触れている壁際に置くと、ムラなく暖かいです
その他にも、暖房効率を上がるポイントがいくつかあります
- 厚手で長めのカーテンをつける
- 窓に市販の断熱シートを貼る
- サッシに市販の断熱テープを貼る
ドア(出入口)付近に設置すると、暖まった空気が室外に逃げやすくなります
さいごに
いかがだったでしょうか?


快適すぎて、エアコン暖房の生活にはもう戻れません※寝室に限る

最後までお読みいただき、ありがとうございました