はじめに
こんにちは!
私は、令和3年度の1級建築施工管理技士を受験し、今年の1月に晴れて合格しました

普段は、建築業界で正社員として働いています
子供はいませんが共働き夫婦なので、毎日仕事と家事に追われています
そんな環境の中で、この試験を受験しました
今回はそんな私の経験を生かし、どんな勉強方法が最適解なのかを紹介したいと思います
- 1級建築施工管理技士に合格するためのオススメ学習法
少しでも参考になれば嬉しいです
1級建築施工管理技士について
1級建築施工管理技士は、2級建築士と同等レベルに難易度が高いとされている資格です
公共事業など重要な7000万円以上の建築工事または3500万円以上の工事では、1級建築施工管理技士の資格を有する主任技術者、監理技術者を専任で置く必要があります
公共工事に参加する建設業者を技術的、経営的に評価する経営事項審査の技術力評点において1級建築施工管理技士は全22業種中16業種で5点が配点されます

1級建築施工管理技士は、施工過程における施工計画、工程管理、品質管理、安全管理に重点を置き、仕事内容としては、現場の管理・監督を行います
一般的に一級建築士は、設計監理のスペシャリスト、1級建築施工管理技士は、施工管理のスペシャリストとして認識されています
1級建築施工管理技士の年収
おおまかな数字にはなってしまいますが、だいたい500〜1,000万円くらいだと言われています
最近では建築業界の人手不足問題が深刻化しており、ますます年収が上がっているようです

1級建築施工管理技士の合格率・難易度・日程
一次検定(学科)・二次検定(実地)両方ともおよそ30~40%で、学科と実地を合わせて考えると、だいたい16%前後だと言われています
1級土木施工管理技士より難しく、1級建築士よりは簡単という難易度です
2023年度1級建築施工管理技士の試験は、
- 第一次検定:2023年6月11日(日)
- 第二次検定:2023年10月15日(日)
合格発表の日程は、
- 第一次検定:2023年7月21日(金)
- 第二次検定:2024年1月26日(金)
おすすめ学習法
実際に合格した私のおすすめ学習法は、【ほぼ独学プラスa】です!
一次検定(学科)は、独学で確実に合格できます
これだけあれば合格できる!と言っても過言ではない便利なアプリと問題集があるので、後ほど紹介します

一次検定(学科)はそこまで難しくないのですが、二次検定(実地)はそんなに甘くはありません
特に作文問題は、独学での合格は正直難しいかと思います
しかし作文以外の部分は、参考書でカバーできる部分も多いですし、対策法はあります
私が実際に色んな勉強法を試してみて、合格するためにこれは絶対やるべき!と思った、おすすめの学習法を紹介したいと思います
【ほぼ独学プラスa】の費用は?

私の会社は、資格学校の費用を全額負担してくれたので通わせてもらったのですが、学科・実地分合わせて50万円以上かかるようです
正直そこまでの費用を出さなくても、本人の頑張り次第で合格することは可能だと思います
むしろそんな大金を払っても、本人のやる気がなければ絶対合格できないとも言えます
それほどに難易度の高い資格だと、私は思います

私のおすすめ学習法にかかる費用はこちらです
【一次検定(学科)】
- アプリ¥980
- 問題集¥4,000
【二次検定(実地)】
- 参考書¥3,000
- 経験記述対策¥20,000前後
上記とは別に、YouTuberさんや、資格学校の模擬試験をいくつか受けました
資格学校であれば数千円ほどするかと思いますが、YouTuberさんの模擬試験は500円でした
しかも、500円の模擬試験から実際に2、3問本試験で出題されたので、正直ビックリしました
500円で答えが3つ買えたようなものですからね

資格学校に何十万も払って、録画された授業のDVDをダラダラ観るくらいなら、模擬試験を買い漁る方がよっぽど価値があると思います
一次検定(学科)のおすすめアプリ
まずはじめにオススメしたいのが、こちらのアプリです

1級建築施工管理技士の一次検定(学科)対策専用のアプリになっています
過去問をひたすら解くなら、これ以上にオススメのものはありません
このアプリのおすすめポイントはこちらです
- 電車でも、外出先でも、職場でも、スマホさえ触れる環境であればどこでもすぐに過去問が解ける
- 実際に出題された過去問だけで構成されている
- 何年に出題された問題か表記してくれている
- 難易度別に問題を分けることができる
- 自分の苦手な分野や問題がわかる
- 1つ1つの問題に解説があってわかりやすい
- グラフで成績を見ることができる
- 980円とは思えないほど充実した内容

一次検定(学科)はこのアプリと、ネット上にある過去問や解説で十分ではないかと思います
一次検定(学科)のおすすめ問題集
一次検定(学科)は、とにかく過去問をひたすら解くのが合格への最短ルートです
色んな問題集がありますが、その中でもこちらが特にオススメ!


※同じ問題集に見えますが、①と②で分かれているので要注意!
- 過去6年分の本試験問題を収録
- 全設問肢の解説付き
- 分野別に出題されている
- ページ上部が問題、下部が解説で見やすい
とにかく過去問をやり込むことが、合格への1番の近道です
解いて解いて、解きまくりましょう!
二次検定(実地)のおすすめテキスト
次にオススメしたいのが、こちらです

二次検定(実地)の参考書で、経験記述やその他の問題も幅広く対策されています
何冊も参考書を読みましたが、私にはこの参考書が1番わかりやすいと感じました
要点がわかりやすくまとめられていて、重要なポイントが明確です
結局どこが出るのかよく分からない教科書のような参考書が一番苦手なので、私にはこれが合っていると感じました
ですが、さすがに二次検定(実地)はこれだけでは合格できません
二次検定(実地)のおすすめYouTube
次にオススメしたいのが、YouTuberのひげごろーさんと、Yoko hiranoさんです
ひげごろーさんは、ここ何年もずっと本試験で出題されている、ネットワーク工程表の動画がとてもわかりやすいのでオススメです
模擬試験も作られていて、他の資格学校にも全く劣らないほど参考になるので、受ける価値があると思います
Yoko hiranoさんは、二次検定(実地)の躯体工事と、仕上げ工事の過去問の解説動画を出されているので、お風呂などで聞いたりしていました
そもそも1級建築施工管理技士はそこまで有名な資格ではないので、宅建士などに比べて明らかに動画も情報量も少ないです
その中でも、このお二方にはとてもお世話になりましたので、時間があればぜひ見てみて下さい
二次検定(実地)のおすすめ経験記述対策
次にオススメしたいのが、独学サポート事務局の経験記述対策です
- 実地試験に何度か挑戦したけど、どうしても合格できない方
- 現場での実務経験が少なく、作文が書けるか不安な方
- 実際に現場に出ていたのが昔すぎて、何を書けばいいかわからない方
- 忙しくて学校へ通う時間がない方
私は、経験記述こそがこの資格の1番の重要ポイントだと思っています
経験記述を制するものが、1級建築施工管理技士を制すると言っても過言ではないです
なぜなら、二次検定(実地)の配点の半分が経験記述だと言われているからです
1級建築施工管理技士は、6割取れば合格です
大げさに言えば、経験記述で満点を取れば全体の5割になるので、残り1割で合格が可能ということになります

しかし経験記述は、添削指導がないと正直合格は厳しいです
作文というのは基本的に答えがないので、客観的に見てもらうことがとても重要になってきます
でも、資格学校に通う費用は、数十万円とかなり高額です
独学サポート事務局であれば、受講費用は2万円前後です

そして、他にはない独学サポート事務局の強みとしては、作文作成代行というサービス内容です
「作文作成代行」とは、1級建築施工管理技士の鬼門と言われる経験記述論文を、受験者本人の希望に合わせて代行作成してくれるサービスです
添削指導だけでも十分破格なのに、さらに作文作成代行までしてくれるんです
私は、大手資格学校に通っていましたが、数十万も払って添削指導だけでした
- 全く作文のネタが思いつかない!
- 何を書いたらいいかわからない!
という方には、ぜひ受講することをオススメしたいです

独学サポート事務局の1級建築施工管理技士コースは2種類あります
- 一級 建築施工管理技士 【第二次検定】フルサポートDXコース
- 一級 建築施工管理技士 【第二次検定】 オプションDXセット
フルサポートDXコースは、24,200円(税込)で、
オプションDXセットは、19,900円(税込)です
- 銀行振込
- 郵便振替
- 代引き(手数料:950円)
- クレカ決済(VISA、MasterCard)
コース内容はこちらになります
(1) 厳選教材(実地対策教材:1冊)
(2) 受験対策10資料(出題傾向を分析した資料及び独学学習の指標となる情報配信)
(3) サポートサービス(質問回答サービス・新規試験情報配信)
(4) 過去問題ファイル(直近10年間にわたる過去出題問題と解答[二次(実地)])
(5) 本試験直前に実力確認と弱点補強のための模擬問題を配布・配信
(6) 作文作成代行DX(受講者に合わせた経験記述論文の作成指導)
(7) 添削サービス(応用課題としての演習問題の添削チェック)※添削依頼回数は原則として5回迄、質問回答は無制限
(1) 最新試験データファイル ※厳選教材[1冊]はついておりません
(2) 受験対策10資料(出題傾向を分析した資料及び独学学習の指標となる情報配信)
(3) サポートサービス(質問回答サービス・新規試験情報配信)
(4) 過去問題ファイル(直近10年間にわたる過去出題問題と解答[二次(実地)])
(5) 本試験直前に実力確認と弱点補強のための模擬問題を配布・配信
(6) 作文作成代行DX(受講者に合わせた経験記述論文の作成指導)
(7) 添削サービス(応用課題としての演習問題の添削チェック)※添削依頼回数は原則として5回迄、質問回答は無制限
1級建築施工管理技士の二次検定(実地)を、独学で突破するために必要不可欠な資料やサービス内容です
特に、二次検定(実地)に必須の工事経験記述指導がついていて、必要に応じて簡単に質問が出来る安心サポートはとても魅力的です
独学サポート事務局は、1、2級(建築・土木・電気工事・管工事・造園・舗装・建設機械)施工管理技士の国家試験に対応されているので、ぜひ検討してみてください
試験本番は解く順番に注意!
1級建築施工管理技士の試験時間はこちらです
- 一次検定(学科)…【午前】2時間半【午後】2時間
- 二次検定(実地)…【午後のみ】3時間
※あくまでも、私が受験したときの試験時間です
学科はしっかり勉強していれば、時間はおのずと余ってくるはずです
実地は、問題を解く順番をあらかじめ決めておかないと、あとあと時間が足りなくなることが良くあります
焦ることで、本来なら取れる問題まで取りこぼしてしまうかもしれません
ある程度の順番は、試験当日までに決めておきましょう

私は、経験記述とネットワーク工程表を最後と決めて、その他の問題から解いていきました
経験記述は答えがないので、時間がどれだけあっても足りません
ネットワーク工程表は、ラスト1問に出題されたことのない難しい問題がよく出るので、そこに時間を割いていると見直し時間がなくなってしまいます
たった1問なので、配点もたかが知れています
取れるところを確実に取っていきましょう!
効率良く問題を解くことで、取れたはずの点数を取りこぼすなんてことはなくなります
勉強時間と、試験までのスケジュール
多く見積もるのであれば、一次検定・二次検定合わせて200~300時間は必要とするでしょう
私の場合、平日はだいたい毎日1〜2時間は勉強時間を取っていました
平日にあまり時間を取れない代わりに、土日は1日5時間ほど勉強するようにしていました

試験直前1〜2ヶ月は、平日でも2〜3時間は勉強時間を設けるようにし、週20時間は勉強していました
もちろん息抜きも必要ですので、試験直前以外は勉強しない日も普通にありました
- 3月、4月から勉強スタート!
- 過去問をひたすら解きまくる
- 6月、試験本番!


- 合格発表(7月)までは息抜き
- 学科に合格できたら勉強再開
- 参考書などでひたすら勉強する
- 移動中や作業中などもYouTubeで勉強する
- 参考書から経験記述のネタを決め、作文を作る
- 代行作成や添削指導してもらう
- 試験前に模擬試験を複数受ける
- 10月、試験本番!

家族の協力は絶対に必要
皆さんは、家で勉強できる環境が整っていますか?
私は、この資格を確実に一発合格するため、旦那さんにも協力してもらいました
やっぱり自分が頑張って勉強している横でゴロゴロされたりすると、イライラしてしまいますよね
仕事が終わってヘトヘトなのに、やっとゆっくりできる自分の自由時間すべてを使って勉強しているんですから当然です

そこで私は、旦那さんにも一緒に何か国家試験を受けてみない?と提案しました
もちろん強制ではないですよ(笑)
旦那さんは、宅建士の資格に興味があったらしく、しかも調べてみると試験日も同じということで、すぐに快諾してくれました
快諾してくれた旦那さんには本当に感謝しかありません
こんなスムーズに事が進む方がまれなので、皆が皆そうしよう!ということではありません
しかし、家族の協力あってこそのモチベーションです
勉強しやすい環境づくりをお願いして、できる限りの協力をしてもらいましょう
さいごに
試験というのは、どんな高い授業料や教材にお金を払っても、結局最後は自分のやる気次第です
これは、すべての試験に共通することだと思っています

15%の合格率なんだったら、残り85%の人たちより努力すればいいだけの話しです
もし不合格だったのなら、あなたよりも努力した人がたくさんいただけのことです
「勉強する時間がない」なんていう言い訳はやめましょう
皆がそうです、皆が時間のない中やっているんです

やらない理由を探すのは簡単だけど、合格できるのは努力した人だけです
努力しても合格できないかもしれないけど、努力しないと絶対合格できません
絶対今年で合格しましょう!
長くなってしまいましたが、この記事を読んでひとりでも多くの人が合格できれば本当に嬉しいです
最後までお読みいただき、ありがとうございました
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